カテゴリ:不動産売却のお役立ち情報コラム
不動産購入者が一定の要件を満たせば対象となり、現金を受け取れるすまい給付金。
経済的負担のかかる不動産の購入に際して、大きな一助となる制度です。
そこで今回は、不動産を購入したら受け取りたいすまい給付金についてフォーカスします。
これから不動産購入を検討している方は、対象となる要件や申請方法を把握して、ぜひ参考にしてみてくださいね。
不動産購入でお得なすまい給付金の対象となる要件をチェック!
冒頭でもご紹介したように、すまい給付金は、一定の要件を満たせば現金が10万円から50万円支給される(年収により支給金額が異なる)お得な制度です。
要件を把握して、対象となる場合は忘れずに申請しましょう。
対象となる要件は、以下の通りです。
●本人が居住する住宅である
●年収が一定以下である(目安は775万円以下)
●住宅ローンを利用している(住宅ローンを利用していない場合も別途条件を満たせば対象となる)
●該当物件の床面積が50平米以上である
●該当物件の品質が保証されている(新築・中古で条件が異なる)
すまい給付金は、住宅ローン減税の補助的な役割で、年収が低いほど支給額が高くなる仕組みです。
不動産購入後はすまい給付金を申請しよう!方法や必要書類とは?
続いて、すまい給付金の申請方法や必要書類についてご紹介します。
申請が可能になるのは、購入した不動産へ引っ越したあとです。
受取(指定口座への振込)までの期間は、審査に時間を要するため、だいたい1カ月半から2カ月程かかります。
必要書類さえ準備すれば申請は難しくないので、面倒に思う方もいるかもしれませんが、早めに実行しておくと忘れる心配もありません。
とはいえ、期間は1年あるため、新生活が落ち着いたタイミングで申請するのも良いでしょう。
方法は、必要書類をすまい給付金事務局宛に郵送するか、すまい給付金申請窓口へ持参するかのどちらかです。
必要書類は、以下の通り。
●給付申請書(窓口でもらうかホームページからダウンロード)
●引っ越し後の住所が記載された住民票
●個人住民税の課税証明書
●建物の登記事項証明書・謄本
●住宅ローンの金銭消費貸借契約書
●振込先口座がわかる書類
●建設工事請負契約書または不動産売買契約書
●検査の実施がわかる書類(建設住宅性能評価書など)
ただし、中古住宅など、該当の不動産によっては必要書類が異なるため注意しましょう。