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不動産売却におけるインスペクションとは何?注意点も知っておこう
カテゴリ:不動産売却のお役立ち情報コラム

今回は台東区で不動産売却を検討している方向けに、売却時に対応すべきインスペクションについてご紹介していきます。

 

概要や注意点を理解したうえで、準備を進めていきましょう。

 

不動産売却におけるインスペクションの概要

 

まずはインスペクションの概要について見ていきましょう。

 

インスペクションとは住宅診断を意味し、住宅診断士(ホームインスペクター)が住宅の劣化状況などを見て、改修時期や費用などを調査、助言することをいいます。

 

詳しく住宅の傷み具合や故障箇所などを判定してくれます。

 

欧米では広く普及しており、日本でも現在少しずつ普及し始めてきています。

 

不動産売却の場合におけるインスペクションの実施目的は、引き渡し後のトラブルを防止して、安心して買主が購入できるようにするためです。

 

買主が抱く住宅に対する不安を解消させ、購入に対して前向きにさせる効果が期待できます。

 

実施の流れを説明すると、まず部屋の中の状態を見ます。

 

傾きやひび割れ、給排水管の状態などの調査です。

 

レーザーを使って水平や垂直を見たり、点検口から配管のチェックなどが実施されたりします。

 

外壁も基礎の不具合がないかなどをチェックします。

 

チェックする項目はいろいろで、耐震強度やシロアリ被害の有無、ひび割れや腐食のチェックなどもあります。

 

時間としては通常2~3時間で、終了するとその場で口頭報告を受けられます。

 

そして診断から1~2週間で正式な書類を受け取る、それがインスペクションの流れです。

 

不動産売却におけるインスペクションの注意点とは

 

まずインスペクション取引にはメリットが多くあります。

 

特に安全性が確保されるメリットが大きいです。

 

売主が不動産売却の前にインスペクションをすれば、その建物の安全性を買主にアピールできます。

 

買主も目に見えにくい、建物の細かな部分の状態がわかったうえで購入できますので安心です。

 

またインスペクションを実施した事実で他の中古物件と差をつけられるので、相場よりも高く売れるといった可能性もあります。

 

さらに売却後の予定外のトラブルなどを事前に防げるのもメリットではないでしょうか。

 

もし売却前に不具合が見つかれば、先に補修しておけますし、軽いものならそれを告知したうえで売買するといった方法もあります。

 

売却後にトラブルとなり、そのようなやりとりをせずに済むのは安心です。

 

しかし注意点もありますので、気を付けましょう。

 

まずインスペクションをするのは時間がかかるので、引き渡しまでに時間がかかってしまうことがあります。

 

事前に予定を調整しておく必要がありますね。

 

またインスペクションをするための費用も必要になりますので、忘れずにお金の準備もしておく必要がありそうです。

 

まとめ

 

不動産売却におけるインスペクションについてまとめました。

 

注意点もありますが、実施しておけばメリットがありそうです。

 

ぜひお早めに検討してみてはいかがでしょうか。

 

不動産の売却を検討中の方がいましたら、私たち東洋株式会社までお気軽にご相談ください!

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